栗林酒造店

酒の大桝 SAKE TIMES

栗林酒造店

銘柄春霞
秋田県仙北郡美郷町
創業明治7年(1874年)

明治7年（1874年）栗林家5代目・栗林直治によって創業。仙北平野の良質の米と、豊富な地下水に恵まれて酒蔵が20以上あったとされる地域です。春霞の銘柄はいつごろから使われたのか定かではありませんが、謡曲「羽衣」の一部、「春霞たなびきにけり　久方の月の桂の花や咲く～」から取ったといわれています。また、「霞」が古くは酒の異名であったことにも関係があるとされます。大正後期から昭和初期にかけて製造数量を増やし、現在の建物の大半はこの時期に建てられたものです。第二次大戦中には企業整備で仙北酒類製造六郷南工場となりましたが、昭和30年に復活、『合名会社栗林酒造店』として」独立。昭和44年（1969）からは地元六郷出身の亀山精司が杜氏を務めました。

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